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シングルマザーの私が試した在宅ワークのメリット・デメリット全部話します

シングルマザーの働き方って色々な情報がありますよね。

「未経験からでも安定の正社員を目指す!」
「在宅ワークで、家庭と両立!」
「資格取得をサポート!」

どれも魅力的。

でも、実際はこの魅力的な働き方をできるのはごく一部。
本当に寄り添ってくれる情報に、なかなか出会えません。

私も離婚後、一度は正社員になりましたが、現在は派遣やアルバイトとして働いています。
資格があるからって、稼げるとは限らない
それが、シングルマザーのリアル。

YouTubeで副業について調べて、『これならできるかも』と試してみたのがきっかけでした。
その中から、いくつかチャレンジしてみることに。

たくさんの情報に溢れ、詐欺や時間だけを消費する仕事など、いくつもの失敗をしてきました。

私がつまずいた経験も全部シェアするので、安心して一歩を踏み出してみてください。

目次

シングルマザーが在宅ワークを選ぶ理由(リアルな背景)

現在シングルマザーの多くが、非正規雇用として働いています。

理由は

長時間労働ができない
保育園の送迎時間が決まっているため、規定の時間で働けない
夜勤必須の職場で夜勤ができないため、日勤パート

これ、全部私です。

それに、正社員になってなにか担当を持ってしまうと、子どもの急な病気で休むことで、更に迷惑をかけることになる。
だから正社員として働くことを意図的に避けてきました。

シングルマザーの雇用形態ーデータから見える現実

日本のシングルマザーの就業率は、とても高いです。
厚生労働省の「全国ひとり親世帯等調査(令和3年度)」によると、母子家庭の母親の就業率は86.3%
つまり、ほとんどのシングルマザーが仕事をしています。

ただ、その雇用形態を見てみると現実はシビアで、正規雇用が約48.8%、非正規(パート・アルバイトなど)が38.8%
ほぼ半々で、正社員として安定して働いている人ばかりではなく、非正規として働かざるを得ない人も非常に多いのが実態です。

さらに、学歴によっても違いがあります。
高卒以下では非正規やパートに偏りやすく、逆に短大・大学卒になると正規雇用の割合が高まる傾向がはっきり出ています。
つまり「安定した働き方」を得るには、悲しいことに学歴や資格、専門性が強く影響しているのが現実なんです。

数字だけを並べると少し冷たい印象になるけれど、要するに

「シングルマザーは頑張って働いている人が大多数。
でも、非正規で収入や待遇が安定しにくい人も多く、その差は学歴やスキルにも左右されている」

という状況です。

シングルマザーの副業事情ー数字が語るリアル

同じ調査報告の中から、シングルマザーのうち約7.2%が副業をしているという結果が出ています。

時間に追われる中で、なんとか現状をより良くしたい!と頑張っている人がいることは、同じシングルマザーとしてとても心強いです。

でも、まだまだ少数派であることに変わりはありませんね。

そして、その副業から得られている収入は、年間平均で約56万円だそうです。

ただ、これは平均値のため、高額の収入がある人が調査対象の中にいると、一気に平均値は跳ね上がります。

あくまで、参考程度にして、自分は副業でこんなに稼げない…と落ち込まないようにしましょう!

私が実際にやってきた在宅ワーク

シングルマザーの働き方のリアルはわかった。
でもどうしようもない⋯。

そんな声が聞こえてきそうですね。

私も最近までは同じでした。
振り込まれない養育費。
上がる物価。
だからといって、これ以上、外で働く時間を捻出することは難しい。

そこで、調べてみたのが”副業”というもの。

その中でも、子どもが小さいからこそ、家で仕事がしたい!
という希望もあり、在宅ワークに絞って探してみました。

これは、私が実体験したものを、失敗したもの、今も頑張っているものご紹介しますが、他にもオススメ副業はたくさんあります。
それはまた別の記事で。

せどり

まずは私の失敗談から(笑)。
せどりはキャッシュフローが早くて、在宅副業の代表格とよく言われます。
聞き慣れない人は「転売?」と嫌なイメージを持つかもしれませんが、正しくは小売業。
必要な人に必要な商品を届けることが大前提です。

私が失敗したのは、輸入せどりの高額スクール。
動画教材で手ほどきは受けたけれど、結局は私には合いませんでした。
流行り廃りの激しい商品は、仕入れた頃には値崩れ。
輸入費用もかさみ、利益は雀の涙。
安い商品はクレームが多くて心もすり減りました。

結果として、高いスクール代を払って「向いてない」と気づいただけ。
これが私の痛い教訓です。

ただ、コツコツリサーチを楽しめる人や、数字に強い人なら結果を出せる可能性は十分あります。
私のように「時間がなくても稼げるようになるかも!」と飛びつかず、まずは不用品販売や少額仕入れから試してみるのがおすすめです。

不用品販売は、メルカリなどのフリマサイトがおすすめです。
私もサイズアウトした子供服を売って、得た利益で、また子供服や猫グッズを購入してます。
オンライン上にフリーマーケットがあるなんて、素晴らしい時代です(笑)

不用品販売(メルカリなどのフリマアプリ)

先程も少し触れましたが、本業以外で稼いでみたいという人には、不用品販売がオススメ!
ただ、出品するだけでなく、写真の撮り方、説明文の書き方、値段設定など、しっかりと調べることで、Webマーケティングの基礎が学べます。

同じ商品なのに、なんでこの人は売れているの?
同じ値段で私のほうがきれいな状態なのに、売れないのはなぜ?

と考えながら出品してみると、普段の購入者としての目線ではない視点で、見ることができます。

フリマサイトでの不用品販売だけでも、マーケティング・ライティングを学ぶことができ、副業のきっかけになりますよ!
私自身もここから在宅ワークの世界に足を踏み入れました。だからこそ、まずは一番身近な“不用品販売”から始めてみるのがおすすめです。

動画編集

いまさら動画編集なんか目指しても・・・

なんて思わなくても大丈夫です!

本当に、動画編集者の応募はどこにでもあります。

どこにでもあるからこそ、差別化が大事になりますが、案件数が多いということは、初心者でもチャンスはあると思っています。

使う動画編集アプリも様々。
Instagramのリールなら、Canvaというアプリでも十分、作成可能。
本格的なYoutube動画の作成では、AdobeのPremiere Proで作成依頼をかけている依頼者が多いようです。

私も少しチャレンジしましたが、短いInstagramのリール動画は楽しく作れましたが、20分以上の動画編集となると、難易度が高いと感じで挫折。

なんでもそうですが、向き不向きがあるので、もし少しでも興味があれば、チャレンジしてみることをおすすめします!!

Webライター

まさに私がチャレンジしていることです。

Webライターってなにする人?

という方のために簡単にお仕事内容の紹介をします!

記事執筆


依頼されたテーマに沿って、文章を書くのが基本。
ジャンルは様々で、子育てや家事・育児、医療や制度系の信頼性が重要なもの、金融や生活など、本当に色々あります!

リサーチ


信頼できる情報源を調べて、記事に必要なデータや事例を集める。
これは記事の執筆に重要なお仕事。
体験談だけであれば、必要ないこともありますが、仕事として記事を書くときは必ず情報源を提示できるようにしておくと良いですね!

構成作り


書き始める前に「見出し」を並べて、記事の骨組みを作る。
これも初心者の頃には、依頼者さん(クライアント)から提示されたとおりに執筆することもあります。
でも、自分で提案できるとクライアントさんも楽になるし、記事単価(もらえる報酬)も上がったり、交渉することができるようになるので、たくさんの記事を読んで「読みやすい流れってどんなのかな?」と意識してみるといいかも。

校正・誤字チェック


書いた文章を見直して、誤字脱字や日本語の違和感を直す。
今はAIも普及して、記事をAIが書いてくれることも。
でも、人間ならではの言い回しに変えたほうが読みやすかったり、読者の心を動かすということもあるので、文章の校正・リライト案件もあります。
個人が書いた記事の、誤字脱字をチェックするということもありますが、私がクライアントワークスのサイトで検索しても、ちょっと少なめかなという印象。
初心者でも、無料の校正ツールやWordのチェック機能で対応可能。

SEOを意識した執筆(少し上級)


SEO?なにそれ?
って感じですよね笑

わかります。
私も今でも勉強中です。
Google検索で見つけてもらいやすくするために、キーワードを意識して文章を書く。
と、文章にすると簡単そうに見えますが、奥が深い。
これは日々勉強を重ねて、経験を積んでいくしか無いかなと私も試行錯誤中です。

台本を書く

Youtubeって台本があるって知ってましたか?
私もWebライターをするまで、知りませんでした。
解説系の動画などは特に、シナリオライターが台本を書いて、その台本の構成に沿って動画が作られています。
つまり、その動画がおもしろくなるかどうかの根幹の部分。
責任重大ですが、おもしろいお仕事だと思いませんか?

Youtubeだけでなく、Instagramリール動画がTikTokなども、シナリオライターの募集があります。
Webライターといっても、少し専門的にはなりますが、今の時代は動画が主流。
シナリオライターの需要も高まっています。

動画を見ながら
ここはもっとこうしたらおもしろいのに。
という感想を持ったことがある人は、シナリオライターにチャレンジしてみてもいいかもしれませんね!

クライアントとのやり取り


Webライターだから、誰とも関わらずにお仕事ができる!
というわけではありません。
依頼をくれるクライアントさんとの納期や文字数、トーンの確認など、チャットやメールでのやりとり。
意外とここが重要です。
即レス、質問には的確に応える、納期の調整や方向性のすり合わせ。
ですが、ここで信頼を勝ち取れば、次回以降の継続依頼につながったりするので、丁寧な対応をする必要があります。

アフィリエイトブログ

最後に、今まさに私が続けているのが「アフィリエイトブログ」です。
これこそ正直、即金性はまったくありません(笑)。
メルカリのように出品したらすぐ売れるわけでもなく、ライターのように納品したらすぐ報酬になるわけでもない。

でもその分、大きなメリットがあると感じています。

  • 記事が「資産」になる
     一度書いた記事が、ずっと読まれ続ける可能性があります。私も過去に書いた記事が、数ヶ月たってからアクセスがあり、少額ですが報酬につながったことがありました。
  • 自分のペースで続けられる
    納期もクライアントもないので、子どもの体調や生活リズムに合わせて作業できます。
  • 収入の上限がない
    アルバイトやライターは「時間=収入」ですが、ブログは記事を増やせば増やすほど、自分が寝ている間にも収益が発生する仕組みを作ることができます。

もちろん、「最初の数ヶ月は収入ゼロ」なんて当たり前。
数ヶ月どころか、数年単位で収益にはならないことも多いそうです。
そこで諦めずにコツコツ積み上げられるかがカギです。
私はアフィリエイトブログに出会って、「働いていない時間に収入が入る」という新しい可能性を知りました。
ブログを書くことで、ライティングやマーケティングの力もつくと、私が影響を受けた人たちも話していました。

すぐにお金にはならないけれど、長い目で見ればシングルマザーにこそおすすめしたい在宅ワークだと思っています。

今回紹介した在宅ワークのメリット・デメリットまとめ

今回紹介した「せどり・不用品販売」「動画編集」「Webライター」「アフィリエイトブログ」。
どれも在宅で取り組める仕事ですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。

  • 初期費用は少なくていい!
     せどりは仕入れ資金が必要ですが、それ以外はほぼゼロ。動画編集もスマホアプリで始められる時代なので、「やろうと思えばスマホだけ」で完結できます。
  • 収益化までのスピードは遅いと心構えを!
     せどりや不用品販売は、商品が売れればすぐに現金が手に入る即金性が魅力。
     一方で、動画編集・Webライター・ブログは「収益までの道のりが長い」。特にブログは誰でも始められる反面、収益化できずに終わる人も多いのが現実です。
  • 向き・不向きがある!
     「時間と労力をかけた分だけ確実に稼ぎたい」という人には、副業は正直向いていないかもしれません。すぐに大きく稼げる仕事ではないからです。

それでも――。
時間も働く場所も限られているシングルマザーだからこそ、在宅ワークに挑戦する価値はあると私は思っています。
私自身も試行錯誤しながら続けていて、すぐに結果は出なくても「可能性のある未来」を作る一歩になると信じています。

最後に ― 副業初心者の敵は優しい顔した、高額商材の勧誘!

ここまで副業の体験談やメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、最後にどうしても伝えたい注意点があります。

それは、

高額な情報商材には手を出さないで!

ということ。

実際に私も昔、数十万円する「スクール」に手を出してしまいました。
分割払いもできるし、「すぐに元がとれる」「稼げるまでサポートする」なんて甘い言葉に惹かれてしまったんです。
けれど、結果は…全く割に合わないものでした。

今の時代、ネットには無料で役立つ情報が山ほどあります
YouTubeを見たり、経験者のブログを読んだりするだけでも十分学べます。
「直接誰かに教えてもらわないと稼げない」なんてことはありません。

だからこそ、手っ取り早く稼ぎたい気持ちに付け込む商材や高額スクールには、本当に気をつけてください。
有益な情報は、意外とすぐ近くに落ちているんです。

焦らなくても大丈夫。自分のペースで、一歩ずつ積み上げていくのが一番の近道です。

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この記事を書いた人

小学生の子供を2人育てるシングルマザー。
後悔した離婚、支払われない養育費、子供の病気で思ったよりも仕事ができない・・・
そんな毎日に何度も涙しました。
同じ悩みを抱えるママやシングルマザーの足元を照らしていきたいです。

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