
話し合いをしたいのに、会話にならない



生活費を必要な分だけ渡してくれない



家事、育児、仕事の両立ができていないと夫から叱られる
離婚した方がいいのか、それとも我慢した方がいいのか。
子どものこと、生活のこと、周りの目——考えれば考えるほど、心が苦しくなってしまいますよね。
私もかつて、毎日のように「こんな理由で離婚していいの?」と自分を責めていました。
でも、今こうして前を向いて生きている私が言えることがあります。
離婚には明確な「基準」なんてありません。
ただ、日本で実際に離婚に至った人たちの理由を見てみると、あなたの悩みと重なる部分がきっとあるはずです。
この記事では、日本の統計データをもとに離婚理由トップ5を紹介しながら、
離婚に悩むあなたに少しでも安心してもらえるようなヒントをお届けします。
「こんなことで…」と思っていたその気持ち、まずは一緒に見つめてみませんか?



今回は日本の離婚理由トップ5をご紹介。
あなたの悩みは当てはまるか、一緒に見ていきましょう。
女性側の離婚理由トップ5


- 性格の不一致
- 生活費を渡さない
- 精神的に虐待する
- 暴力を振るう
- 異性関係(浮気、不倫など)
令和4年には、全国の家庭裁判所で約5万件以上の離婚調停が行われました。
離婚に悩んでいるのは、あなただけじゃないんです。
離婚の理由には「性格の不一致」や「モラハラ」「経済的問題」など、さまざまなものがあります。
実際に多くの人が、あなたと似たような理由で離婚に踏み切っています。
特に「性格の不一致」は最多で、夫婦間の日常的なすれ違い・コミュニケーション不足が背景にあります。
「生活費を渡さない」「精神的虐待」など生活・精神面での不満も上位です。
私の悩みは離婚理由になる?
このランキングを見てそう思った人もいるでしょう。
私の経験や、身近な離婚歴のある人から聞いた話を元に、ランキング順にどんな内容かまとめてみました。
性格の不一致


価値観の相違や性格の不一致という言葉は



誰にでもあるよね?
結婚する前にわからなかったの?
と思う方もいるかも知れません。
しかし、同棲していてもわからないことも多いようです。
私も、元夫とは幼少期からの知り合い。
いわゆる幼馴染でした。
お互いの家族のこともよく知っていて、結婚しても実家のことで揉めたり、嫁姑問題などなく平和に過ごせると思っていました。
私の場合の価値観の違いは、特に子供についてです。
私は
子供優先
家庭優先
でしたが、元夫は
自分優先
独身時代と変わらない生活
を最優先と考えていたようで、家事や子育てについては
”手伝えるときに手伝う”
というスタンスは崩さない人でした。
生活費を渡さない


経済的DVとも呼ばれる、専業主婦や子育て中のままには、本当に辛いことです。
働きたくても働けない状況は、子供がいる母親、妊娠中の女性では多くいます。
私も妊娠中に切迫流産となり、自宅安静が3ヶ月ほど続きました。
その間、もし生活費を渡してもらえないと思うと…
本当に辛い状況ですよね。
精神的に虐待する


「大人同士で虐待?」
なんて思う方がいるかも知れませんね。
でもこれは、職場でもどこでも起こること。
- 何をやってもダメなヤツなど人格を否定する
- 仕事もしていないお前は社会にとって価値がないと言う
- 家事、育児もまともにできないなんて無能だと言う
- 〇〇さんでもできるんだから誰にでもできると言う
- 誰のお陰で生活できているんだなどすぐに改善できないことで責める
など、上げたらきりがないほどにあります。
あなたが



「私はだめだ」
と否定されたと感じるその言葉たちこそ、精神的な虐待(モラルハラスメント)に当たると思います。
私の場合は
- 作った食事をあえて食べない
- 話しかけても無視される
- 不機嫌な態度で子供たちに当たる
など、今思えば、モラハラだったのかなと思うことがあります。
そして、幼児2人がいながら、無断で数週間帰宅しないなどして、私も子供たちも精神的に追い込まれたこともありました。
暴力をふるう
「たった一度だけだったから…」
「子どもの前ではやらないし…」
そうやって、何度も自分に言い聞かせていませんか?
でも、身体的な暴力は、どんな理由があっても絶対に許されるものではありません。
あなたやお子さんの安全が脅かされる状況にあるなら、迷わず“離れる”という選択をしていいんです。
「離婚するかどうか」以前に、まずは安心できる場所に身を置くことが最優先。
DVを受けた場合、全国の配偶者暴力相談支援センターや一時保護など、支援を受けられる仕組みも用意されています。
一人で抱え込まないで。
逃げることは、あなたが弱いからじゃありません。強く生きるための最初の一歩です。
異性関係
浮気や不倫。
もしあなたのパートナーが、あなたを裏切るような行動をしていたとしたら——。
その事実を知ったときのショック、苦しみ、不安…
言葉では言い表せないほどの傷を、心に抱えてしまったと思います。



「子どものために、私が我慢すればいいのかな」



「一度きりだったし、許すべきなのかな」
そうやって自分を押し殺して、気持ちにフタをしてしまうママもたくさんいます。
でも、一度壊れた信頼は、簡単には元に戻りません。
浮気をした側が本気で反省して、関係を立て直そうと努力するならまだしも、
繰り返されたり、誠意のない態度が続くようであれば…離婚という選択も、十分に正当なものだと思います。
あなたの心が傷ついたのは、あなたが弱いからじゃない。
誰かに裏切られるって、どんな暴力よりも苦しいことだってあるんです。



「こんな理由で離婚なんて…」なんて思わないで。
あなたが“もう無理だ”と感じたとき、それが離婚を考えてもいいサインかもしれません。
離婚を考えるときのポイント
離婚を考えはじめたとき、
一番つらいのは「どうしたらいいか、まったくわからない」という状態じゃないでしょうか。



ここでは、私自身の経験や多くのシングルマザーの声をもとに、
離婚に向き合うときの心のステップを簡単にご紹介します。
✅ステップ①:今の自分の気持ちを書き出す
「本当はどうしたいのか」「何に一番つらさを感じているのか」
頭の中だけで考えていると、モヤモヤがグルグル回ってしまいがち。
ノートでもスマホのメモでもいいから、自分の気持ちを“見える化”してみましょう。
✅ステップ②:信頼できる人に話す(ひとりで抱えない)
家族、友人、カウンセラー、ママ友…。
誰かに話すだけでも、自分の気持ちが整理されていくことがあります。
「誰にも話せない」と感じるなら、行政の相談窓口や法テラスなど、専門の機関に話すのも選択肢です。
✅ステップ③:「離婚すること」だけがゴールじゃないと知る
離婚するかしないかは、急いで答えを出す必要はありません。
別居という形もあれば、夫婦カウンセリングという道もあります。
大事なのは「自分と子どもにとって、安心できる暮らし」をどう作っていくかです。
✅ステップ④:いざというときの「逃げ道」を持っておく
特にDVやモラハラがある場合は、すぐに身を守れる場所を知っておくことが大切。
支援センターや一時保護、シェルターなど、あなたを守る制度はちゃんとあります。
「逃げてもいいんだ」と、心のどこかにその選択肢を持っておいてください。
私はすべての人に
「離婚したほうがいい!!!」
とは思っていません。
何かを変えることで、あと一歩頑張ることで
夫婦関係が継続できて、両親揃っている方が経済的には安定します。
でも、あなたの心が壊れるまで、
ましてや子供になんらかの被害がでるまで頑張る必要はないと思っています。
今は、市区町村でも無料の法律相談など開催してくれているところも多いです。
近くにママ友や家族がいない人は、まずは行政に頼ってみるのも方法です。
あなたとあなたの大切なお子さんが
笑顔でいられる場所がなによりも大切です。
最後に|あなたの気持ちを尊重して
離婚って、誰にとっても簡単な決断じゃありません。
自分のことだけじゃなくて、子どものこと、生活のこと、周りの目…いろんな不安が押し寄せてくる。
でも、そのなかで「離婚した方がいいのかも」と思った自分の気持ちを、どうか否定しないでください。
あなたが苦しいと感じているその理由は、きっとあなたにしかわからない大切な感情です。
他人にどう言われても、世間がどう見ても、
「あなたがどう感じているか」が、一番大事なこと。
このブログでは、これからも離婚や子育て、シングルマザーとしての暮らしについて、
わたし自身の経験も交えながら、少しずつお話ししていこうと思っています。
「ひとりじゃないんだ」って、ふと思い出してもらえるような場所になれたら嬉しいです。



最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
また、いつでもここに来てくださいね。
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